国土交通省 暮らし維持のための安全・安心確保モデル事業
(広域モデル策定型)

国土交通省 暮らし維持のための安全・安心確保モデル事業
(広域モデル策定型)
木造建築・建設業界で求められる人材になるため、
将来大工職人として独立するため、
資格取得や就職のため、
実際の場で必要な知識やスキルを取得します。
木造建築・現代住宅づくりを体系的に学ぶことで、
現場全体を把握し、自ら動ける人材の育成を実現します。
近年、住宅はもちろん、公共施設や高層ビルの新規開設において、
木造建築の需要が高まっています。
また既存の建物は木造建築物も多く、
修繕や改修を行うためには木造大工の知識技術が不可欠です。
家大工職人はもちろん、建築や建設関連の企業でも、
図面設計から現場監督まで任せられるような木造大工技能者として、
知識と技術両方を備えたプロフェッショナル人材が必要とされいてます。
現役大工のプロ集団が家づくりのイロハを実践形式で直伝します。図面の見方、使用する道具の種類や重機、手順、安全面への考慮など建物が一棟建つまでの全てを学び、最終的に自分達の力で家を建てます。座学や部分的な実習だけでは掴めない、家づくりの現場を擬似体験できます。
お客様のニーズに応える家を作るには木材の種類や質を目利きできることも大切です。良質な木が育つ気候条件や環境、切り出し、木の部位ごとの特徴を山林に出向いて学びます。また木が木材として加工されるまでの製材の過程を見学します。
一棟司塾への参加が、中学生から夢だった大工の道へ一歩踏み出すきっかけとなりました。 覚えることは多くありましたが、夢を夢で終わらせないという強い決意を胸に、親身に教えてく ださる先生方、一緒に学ぶ仲間達とともに、笑いあり涙ありの実りある半年を過ごすことができ ました。これから参加される皆様にも、是非「自分たちで建てた」という経験と自信を実感いた だける機会となることを願っています。
多能工が会社の役に立てる仕組みを学べました。自分の専門とは異なる分野を学ぶことで、他の社員と差別化できることを実感しています
土日の講習なので仕事をしながらでもスケジュールを組みやすいです。棟梁が優しく気さくに面倒を見て下さるので、些細なことも相談しやすく、継続的に参加できました。
受講時間 9:00〜18:00(休憩時間1時間)※日程、開催場所が変更になる場合がありますので受講の際は事務局にご確認ください。
縦、横スクロールで表の続きが見れます→
一棟司塾カリキュラム | ||||
---|---|---|---|---|
回数 | 月日 | テーマ | 内容 | 実習場 |
1回目 | 8月21日(木) | 座学 |
書類記入、今後の説明、自己紹介 今後の建設業と大工の重要性 |
仙台市セミナールーム |
2回目 | 8月28日(木) | 大工工事 | まわり階段原寸おこし | 仙台市内加工場 |
3回目 | 9月4日(木) | 大工工事 | 階段加工 | 仙台市内加工場 |
4回目 | 9月11日(木) | 大工工事 | 階段加工 | 仙台市内加工場 |
5回目 | 9月18日(木) | 大工工事 | 図面作成、手板作成、矩計作成 | 仙台市内加工場 |
6回目 | 10月2日(木) | 大工工事 | 建て方 | 仙台市内実習場 |
7回目 | 10月9日(木) | 大工工事 | 建て方 | 仙台市内実習場 |
8回目 | 10月23日(木) | 大工工事 | 建て方 | 仙台市内実習場 |
9回目 | 10月30日(木) | 多能工育成 | 内装工事 | 仙台市内現場 |
10回目 | 11月中 | 座学 | 建築業会の宮城県内の学生に伝える | 工業系教育機関 |
11回目 | 11月中 | 座学 | 大工の未来をみんなで考える会 | 福島某所 |
柱や梁の構造部分を墨付けから加工組み立てまで実習します。天井、床板、壁の施工を下地作りから実践形式で学びます。
ノミやノコギリといった昔ながらの大工道具だけではなく、丸のこ、グラインダー、小型可動式クレーン、掘削用小型車両系など、工事現場で使用する様々な電気工具や重機を使って学ぶことができます。
今、建築現場で求められているのは、あらゆる現場で活躍出来る多能工です。一棟司塾では基礎工事に必要な重機の操作や測量、ドローンの操作、内装では階段の造作から左官仕上げまで経験します。
業界の中でも専門分野の異なる、現役のプロフェッショナルが講師として直接伝授します。
多角的かつ実践的な学びをお約束します!
このプログラムで目指す大工の理想像は、現代建設版の「棟梁」です。単に職人を取り集める親分のような「頭領」ではなく、建築の基礎から仕上げまで、全ての工程を司る現場の最高責任者としての「棟梁」です。 その役割を現代風に例えると、営業、設計、施工管理、マネジメント等の実務に加え職人の人材育成から自立支援までを担います。 「棟梁」を育む第一歩として、建築に関わる全ての工程を把握する必要があります。 一棟司塾では実際の建築現場を忠実に再現し、全ての工程を実習できる「棟梁」育成プログラムです。
今、家づくりや建設業界の現場で活躍できる人財になるには、
木造大工職人の知識・技術が欠かせません。
現在の新築住宅は建材や加工機械が進化し、大工の技を必要としない工法が主流です。
しかし住宅の改修や増築・修繕においては、大工職人の技術が必要不可欠です。
被害を受けた住宅のほとんどが改修・修繕工事を必要とする中、対応できる職人の高齢化と後継者不足により、
大工技術継承の機器が浮き彫りとなりました。
その大きな要因んは師弟関係の崩壊です。
昔の棟梁は、技術指導から生活の基盤造り、独立支援まで、本当の意味での人材育成「人づくり」を行ってきました。
しかし近年は。個人の大工が弟子を育成したくても経済・社会訓練校で技術を取得した後。
就職先で希望の触手に就けないことも多く、せっかく覚えた技術を忘れてしまうという現実があります。
業界の担い手が現場で活躍するためには、
大工の徒弟関係を継続的に取り戻す、建設業界主導の教育施設が必要です。
一棟司塾は、本物の現場で活躍する職人達が講師をつとめる、今までにない全く新しい育成プログラムです。
一棟司塾は、人を活かして人を導き匠の技を次の世代に伝承します。